スティルトンのDos&Don'ts

スティルトンは室温で食べるのがベスト。夏などは腐ってしまうのでは、と心配になってしまうが、本来の風味や歯ごたえを楽しむためには、食卓に出す1~2時間ほど前には冷蔵庫から出し、室温に戻しておくことが大切とのこと。新鮮なうちに食べてしまうのが一番だが、ホール(丸ごと)で購入した場合は、店の人にあらかじめ食べ頃について確認しておくとよい。
外気やカビ、乾燥から守るためには、表面にワックスが塗ってあるベーキング・ペーパー(オーブン・ペーパー)かアルミホイル、またはラップに包む、もしくは密封容器に入れ、0―5℃に保って冷蔵庫で保存する。上手に保存すれば、開封後2週間は美味しく食べることができるという。
また、スティルトンは冷凍保存することも可能。150グラム位の固まりに小分けし、ラップまたはアルミホイルに包んで冷凍すれば3ヵ月程度は保存できる。解凍する際は、食べる24時間前に冷蔵庫に移し、ゆっくり時間をかけて解凍していく。解凍後は1週間以内に食べきり、再冷凍はしないこと。

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 スティルトンの美味しい食べ方

伝統的に、英国人はクリスマスにスティルトンをデザートチーズとして食べる。かつては銀のポットにスティルトンを入れて、クリスマスプディングと一緒に贈るという習慣もあったという。
食べ方としては、ワイン、特にポルトガル産のポルト・ワインと一緒に楽しむのがポピュラーで、クラッカーやビスケットの上にのせてそのまま食べたり、新鮮なぶどうや干しぶどう、ナッツ、セロリなどと合わせて食べたりしても美味しい。
また、細かく砕いてサラダに入れたり、ヨーグルトやレモンジュースを混ぜてサラダドレッシングやディップにしたり、スープに加えたりしても良い。特にセロリ・スープやブロッコリー・スープとの相性は抜群だ。また、リゾットやパスタ、ピザなどのイタリア料理に使うことで味をより引き立たせる役割を果たしてくれる。
他に、スティルトンの上部をくりぬいて、ティースプーン1~2杯分のポルト・ワインを注ぎ、その部分をくり抜きながら食すという食べ方がインターネットなどで数多く紹介されているが、コルストン・バセット・デアリーのビリー・キヴァン氏曰く、それは「邪道」とのこと。せっかくの風味が消えてしまうと断言している。
逆に彼がお薦めとして教えてくれたのは、焼きたてのバゲットにのせて、ロゼワインと一緒に楽しむというもの。また、ビーフステーキの上にソテーした玉ねぎとスティルトンのスライスをのせて食べるのが最高だとか。ステーキの上でスティルトンが溶け、玉ねぎの甘みと肉の旨みと相まって格別のハーモニーを醸し出すそう。これはぜひ試してみたい!

さらにスティルトンのレシピを知りたい方は、www.stiltoncheese.com
を参考にどうぞ。