◆Füssen - フュッセン -

ライヒェン通り
Reichenstrasse

旧市街にある目抜き通り。ローマ人が作った「ローマ街道」として 知られる。カラフルな壁が目を楽しませる建物は、15~16世紀から市民の家屋として使われていたもの。ショップやレストラン、お土産屋などが 立ち並ぶ。店の看板にも凝ったデザインが施されており、ロマンティック街道らしい雰囲気を漂わせている。


聖マンク修道院
Kloster Sankt Mang Füssen

聖マンクは「聖マグヌス」のことで、8世紀に宣教師としてフュッセンに 赴いた聖マグヌスにちなんで建てられた旧ベネディクト会の修道院。地下室には聖マグヌスの遺体が安置されていると伝えられるほか、バイエルン 最古の壁画もある。


フュッセン市博物館
Museum der Stadt Füssen

1913年に聖マング修道院の南棟にオープンした市立博物館。修道院の主要部分はこの博物館と連結しており、厳かなバロック建築の内部や礼拝堂を見ることができるほか、1000年にわたる修道院の歴史を辿ることができる。 2010年10月10日までのオープン時間:9時―17時半
定休日:月曜
大人 2.5ユーロ


ホーエス城
Hohes Schloss

もともとは13世紀末にアウクスブルクの司教のために建てられた城で、15世紀に改装されたもの。ドイツ国内に残る重要な後期ゴシック建築物のひとつ。現在、内部はバイエルン州立絵画館と市立ギャラリーとして機能している。取材班の訪れた際も中庭にコンテンポラリー作品が展示されていた。写真下方に見える文字「kunst」は「アート」の意。窓まわりには騙し絵が施され、平面なのに凹凸があるように見える。
4―10月の火ー日:11時―17時
11―3月の金ー日:13時―16時
大人 2.5ユーロ


聖霊シュピタール教会
Heilig-Geist-Spitalkirche

赤褐色の華やかなフレスコ画が正面ファサード一面に描かれた聖霊シュピタール教会。1733年に建築が始まったものの、火事で焼け落ち、1749年に再建されたもの。フレスコ画には大火事から人々を救う守護聖人たちが描かれている。

 

 




街の一角にたたずむ「リュート職人の噴水」。フュッセンはリュートとバイオリン製造の街と知られ、17世紀半ばには、この街では家具職人よりもリュート職人が多かったといわれている。この噴水のそばにはパン市場がある。


聖マンク修道院のそばにある「ロマンティック街道終点Ende der romantischen Strae」と書かれた扉。3本の脚が組まれたフュッセン市の紋章も見える。


フュッセンの南を流れるレヒ川。19世紀まで重要な通商路として多くの交易船が行き交っていた。この川を渡って2キロも行けば、そこはオーストリアだ。


群馬県の沼田市とフュッセンとは1995年より姉妹都市提携が結ばれている。この彫刻は姉妹都市協定を記念して造られたもの。

奇跡を呼び起こす!?
ユネスコ世界遺産  ヴィース教会

フュッセンから車を北に走らせること約30分強のシュタインガーデンSteingadenには、ヨーロッパで最も美しいロココ様式の教会のひとつと謳われるヴィース教会がある。外観はむしろ質素で、なぜこの教会がユネスコ世界遺産?と疑問に思われる方も少なくないだろう。
1738年、この近郊の修道院に放置されていた「鞭打たれる救い主(キリスト)」の像が涙を流すという奇跡が起きた。それを機に祈願成就と巡礼のため、このキリスト像をまつる教会が建てられ、ヴィース教会と名づけられた。以来、この教会はヨーロッパ内外から多くの巡礼者が訪れる地として名高い。教会は19世紀初頭に取り壊しの危機に迫られたが、地域住民の熱意と献金によって保護され、1985年から6年に及ぶ大規模な修復工事を経て現在に至る。

Pfarramt Wieskirche, Wies 12
D-86989 Steingaden
08862-932930 www.wieskirche.de
8時―19時(冬期は17時閉館)