ウィーズリー家
ハリーの親友ロンの実家は、温かなカントリーハウス風。
向かって左横付近に設けられたレバーを動かせば、編み棒や包丁、たわしを遠隔操作で動かすことができる。
魔法省の噴水
ロンドンの地下に存在するとされる魔法省のエントランス・ホールにあった噴水の像。
つぶされそうになっている人たちの様子や苦悶の表情は、かなりリアル。
石彫刻のように見えるが、実は発泡スチロール製。
このほか、魔法のほうきや2作目『ハリー・ポッターと秘密の部屋』に登場した水色の空飛ぶ自動車「フォード・アングリア」に乗って、クィディッチ競技場やロンドン上空を飛行する気分が味わえる記念撮影も大人気(別料金)。長蛇の列ができていた。ちなみに、魔法のほうきを選んだ場合はホグワーツの学生用ローブも着用できる。
また、魔法の杖の使い方講習などもあり、参加者は工夫を凝らしたアトラクションの数々をホグワーツの生徒になりきって満喫していた。
パブの人気商品「バタービール」
室内での見学が一段落すると、中庭に出る。
ここではサンドイッチやホットドッグといった軽食が販売されているが、ぜひ挑戦していただきたいのが「バタービール」。ホグスミード村のパブでハリーたちが美味しそうに飲んでいた、あのノンアルコールのバタービールは一体どんな味なのか、気になっていた人は少なくないはず。
サイズは3種類(小…2・95ポンド、中…3・95ポンド、大…4・95ポンド)。無難に一番小さいサイズを注文する。注がれたバタービールは、カップを持っている手がしびれるほどに冷たい。さて、そのお味はというと…実際に飲んでみてのお楽しみとしておきたいが、かなり甘かったことだけはお伝えしておく。これほど甘みが強ければ、確かにキンキンに冷やさないと飲み干すのが大変だろう。
ところで、この中庭でも撮影セットを楽しむことができる。ハリーが育ったプリベット通り4番地の家や、ハリーの両親が住んでいたゴドリックの谷の家、ホグワーツ魔法魔術学校にかかる橋、3作目『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』の冒頭に登場した3階建てのナイトバスなどが陳列。とくに、橋は実際にその上を歩けるので、写真撮影スポットとしては見逃せない場所だ。
甘いものが苦手な人は、要注意。バタービールは激甘。