どうやってチケットを取ればいいの?
■ イングランドのサッカー事情がわかったところで、それでは実際にスタジアムに試合を観に行くにはどうしたらいいのか? ここでは、チケット入手方法をいくつかご紹介しよう。

 チケット入手法 その1 
チケットを最も安全かつ安く入手するには、各クラブの公式サイトで会員になる方法が一番簡単だ。
たとえばマンUの場合、年会費32ポンドを支払い、会員登録を済ませば、会員カードと特典グッズが送られてくる。会員番号があれば、ホームのオールド・トラフォードで行われる試合のチケットを優先的に、また定価より5ポンド安く買うことができ、アウェーで自分が住む町の近くに来るような試合のチケットも入手可能だ。
ただし、マンUの会員カードにはロイヤルティ・ポイントというものがあり、試合に行けばいくほど点数が加算されていくシステム。そのため、新規会員時にはチケットが取りづらいという難点があるので、初めはいきなり強豪相手の大一番を取ろうとするのではなく、優先順位の低いリーグカップや、比較的人気の低い格下(2部からの昇格チームなど)を相手にするような試合から狙うといいだろう。

 チケット入手法 その2
その1で紹介した入手法の応用で、自分が住む町に一番近いプレミアリーグのクラブ会員になり、お目当てのクラブの本拠地で行なわれる試合のチケットを狙う方法だ。
たとえばマンUの試合を観たいロンドン在住の人で、「マンチェスターまで行くのはちょっと…」という場合などにお勧め。だが、座席はマンUの敵チーム側となるのが難点。香川が活躍したらつい歓声を上げたくなってしまうだろうが、そこはグッとこらえて地元ファンを装うのが良策。 

 チケット入手法 その3
「チケットマスター」をはじめとする、オンラインのチケット代理店での購入も可能。相場は100~300ポンドと、定価の倍以上はしてしまうが、どうしても行きたい試合のチケットが売り切れてしまった場合などに利用するといいだろう。
 スポーツ全般
www.ticketmaster.co.uk
www.viagogo.co.uk
www.seatwave.com

 サッカー専門
www.ticket4football.com
www.thesportsboxoffice.com
www.onlineticketexpress.com


おまけ1
観戦にお勧めの座席
1階最前列、中央ハーフウェイライン付近の席がお勧め。熱狂的ファンの臨場感を体験したいのであればゴール裏がお勧めだが、ボールが遠くにある時は非常に見づらい。

おまけ2
必須の持ち物
なるべく軽装で手荷物も少なめにした方がいいが、冬はかなり冷え込むため防寒装備を忘れずに。ペットボトル、アルコールの持ち込みは禁止されているので要注意。雨の場合は、スタジアムまで折り畳み傘を携帯し、入場後は雨ガッパを着るといい。 

 

 

どうやって観戦すればいいの?
オールド・トラフォードのスタジアムでポーズをとる香川。© manutd.com
■ プレミアリーグのみどころは、世界最高峰の技術、体の強さ、素早さに加え、高度な戦術や組織力だ。それはJリーグと比較すると雲泥の差があるが、あまり馴染みのない人にとっては分かりづらいかもしれない。実際に生観戦するのは費用も時間もかかり容易ではないが、スタジアムで味わう独特の雰囲気と迫力に感動し、興奮することは間違いないだろう。
とはいえ、まったくルールが分からないままでは、ボールの行き来を見るだけで退屈してしまう。もしマンUの試合を観戦する機会に恵まれたら、事前に選手のポジションとその役割を知っておくだけでも、楽しみが広がるはずだ。

 観戦法 その1   「香川の周りでプレーする選手に注目」
ポジションは大きく分けて、フォワード(FW)=攻撃の要、ミッドフィールダー(MF)=攻守の要、ディフェンダー(DF)=守備の要、ゴールキーパー(GK)=守備の要の4つ。
MFの香川の場合、素早いドリブルや相手の意表を突く動き、ゴールにつながるパスなど、FWとMFの間の攻撃的役目を最も得意とする。そのため、香川の周りではエースのイングランド代表FWウェイン・ルーニーがプレーするだろう。今季限りで現役引退が囁かれているMFスコールズとギグスも香川に絡むプレーをするはずなので要注目。

 観戦法 その2 「アイドル的選手に注目」
FWルーニーの陰で2番手FWを争い、活躍しているメキシコ代表FWハビエル・エルナンデス(愛称チチャリート=豆粒)は、美男子で女性ファンに人気。体格が小柄な点で香川と似通い、スーパーサブとしての得点力もずば抜けているため、素早い連携に着目だ。 

 観戦法 その3 「生中継を見逃したらハイライトで」
イングランドには1964年から続くBBCの『Match Of The Day』という老舗サッカー番組がある。現役引退間際に、Jリーグの名古屋グランパスでもプレーした元イングランド代表FWガリー・リネカーが司会を務め、元プロ選手たちによる的を射た解説はサッカー好きにはたまらない。にわかファンでも毎週見ていれば、純粋にサッカーを好きになるかもしれない。
同番組は毎週土日の夜10時以降に、プレミアリーグ全試合のハイライトを1時間以上に渡って放送している。