兵どもが夢のあと…

「マイルストーン・オブ・フライト館」に足を踏み入れるとまず目に入るのがこのユーロファイター「タイフーン」。これは初期の試作機だが、他は今も現役で任務に就いている。

航空ショーなどでいつも一番人気のハリアー。垂直に離発着できる。フォークランド紛争でも活躍した。

スピットファイアの宿敵、ドイツのメッサーシュミットBf109。急横転、急降下性能に優れていた。本土防衛を目的に設計されたため、航続距離が極端に短かった。

スピットファイアMK1
第二次世界大戦時の英国空軍最高の単座戦闘機。美しい楕円形の主翼が特徴。23000機あまりが製造された。

ユンカース Ju89
ドイツ空軍が第二次世界大戦初期から敗戦まで用いた急降下爆撃機。急降下する際に目標がよく見えるようにと、特殊なガルウィングという翼の形状を採用している。急降下する際にサイレンを鳴らし、「悪魔のサイレン」と恐れられた。ただ、頑丈に造られたため鈍重で、それほどの戦果は上げられなかったとい。

アブロ・ランカスター
英国のアブロ社が製作した四発の重爆撃機。ドイツ各都市爆撃に威力を発揮したが、損失機数も3000を超えたと言われる。

グレアム・ホワイト・ファクトリーには100年前の航空史上極めて初期の頃の複葉機も多数、展示されている。午前10時から正午までの2時間しか開いていないので要注意
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