
コヴェントガーデンの人気店「タンドール・チョップハウス」。「タンドール」とは北インドやアフガニスタンで使われている土窯、つまりオーヴン。「チョップハウス」とは1960年代以降にロンドンで流行した肉料理を提供するお食事処、要はステーキハウス。従ってアジアのスパイスを使った料理だけどカレー類はなし。「今夜はカレーの気分」という人は迷わず他に行こう。近くにディシュームやプンジャーブなどの名店もある。店内は小ぢんまりしていてさほど高級感もないけど温かみを感じさせるインテリアは良質な食堂といった感じ。ガラス超しのキッチンにはタンドール窯が3器。インド系のシェフたちが手際よく調理している姿が見えて興味深い。フロア担当はフィリピン系。皆さんハイテンションで何か楽しい。メニューは多くないので迷う心配なし。チョップハウスと言いながらベジタリアンメニューも意外と充実している。お肉類はかなりしっかりマリネされていてズンと来る濃厚な味わい。お値段も良心的。年齢関係なくデートにもグループにも良し。一度、お試しください。(たべ太蔵)


総合評価 4.1
食事
サービス
雰囲気
お値段(1人分・ドリンク抜き)
£30~35
Tandoor Chop House
8 Adelaide Street, London WC2N 4HZ
Tel: 020 3096 0359
https://tandoorchophouse.com
Opening hours
Mon-Thu 12:00-23:00
Fri-Sat 12:00-23:30
Sun 12:00-22:00
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週刊ジャーニー No.1310(2023年9月28日)掲載