
パンチ&ジュディとは17世紀に始まり、今も海水浴場などで演じられる人形劇。道化師パンチとその妻ジュディが繰り広げるパワハラ、暴力、何でもありの荒唐無稽なドタバタ喜劇。1662年にここコベントガーデンで初興業が行われた。このパブも古い。建てられたのは1787年で、所々にオリジナルの面影が残る。季節が良ければ食事はぜひ明るいマーケット内のテーブルで。メニューはいわゆるパブ飯だけど最近のパブ飯は侮れない。なかなか美味しい料理にありつける。食事や飲み物は事前にカウンターで注文し、支払いも済ませるパブスタイル。さて、食事が終わったら迷わず階上のバーを目指そう。ドリンク買ってバルコニーに出れば、眼下で繰り広げられるコベントガーデン名物の大道芸が見放題。もちろんドリンクだけでもOKなので、ちょっと喉を潤したい時にポップインしてもよし(18歳未満はバルコニーバー入店不可)。ただし混雑・立ち飲み、当たり前。この店はバルコニーを楽しんでナンボ。日本からの訪客を連れていったら喜ばれること必至。よろしかったらお試しを。(たべ太蔵)


総合評価 3.9
食事
サービス
雰囲気
お値段(1人分・ドリンク抜き)
£20~25

Punch & Judy Covent Garden
40 The Market, Covent Garden,
London WC2E 8RF
Tel: 020 7379 0923
www.greeneking-pubs.co.uk/pubs/greater-london/punch-judy/
Opening hours
※食事は22:00まで
Mon - Thu 11:00 - 23:00
Fri - Sat 11:00 - 24:00
Sun 11:00 - 22:30
週刊ジャーニー No.1305(2023年8月24日)掲載