
中華街ジェラードストリートを西側から歩けばすぐ右手に見えて来る金ピカの店名。それがゴールデン・ドラゴン。広東と北京料理を謳っているが四川料理も多くチョイスは豊富。予想以上に大きな店で2階にも同様のスペースがある。メニューにはファミレスのように写真がふんだんに使われていて分かりやすい。ナマコやロブスターを使った時価料理もあればリーズナブルな大衆料理も数多い。飲茶は午後4時まで。コロナが明けて以降、中華街の接客が向上した気がする。なんせ店員に笑顔と気配り。コロナ蔓延と共にチャイナタウンはゴーストタウンと化した。閉めたシャッターの奥でサービス業の原点回帰を決意したのだろうか。とにかくサービス向上は嬉しい。注文し終えると「3人なら十分な量ですよ」と笑顔。食べ残すとすぐに持ち帰り用コンテナ(タッパー)を持ってきて笑顔。食事終了と共に伝票置かれて急かされる圧力もなし。ゆったりと食事を堪能できた。中華街も進化した。食事はどれも合格点以上で美味しい。ただし飛び抜けて美味しい1品に出会えなかったのはちょっと残念かな。(たべ太蔵)


総合評価 4.0
食事
サービス
雰囲気
お値段(1人分・ドリンク抜き)
£30~35
Golden Dragon Chinatown
28-29 Gerrard Street, London W1D 6JW
Tel: 020 7734 1073
www.gdlondon.co.uk
Opening hours
Mon-Sun 12:00-22:00
Colindale Branchあり
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週刊ジャーニー No.1299(2023年7月13日)掲載