
またコベント・ガーデン? またコベント・ガーデン! だって楽しいんだもの。食べ物屋さんにハズレが少ないのもお気に入り。ということで今回もアタリのお店をご紹介。パームコート・ブラッセリーは1920年代、アールヌーボー全盛のパリをイメージしたお食事処。メニューはココヴァンやビーフブルギニョン、鴨のコンフィなど一見クラシック。でも調理法やプレゼンテーションはモダンで軽やか。店内は赤いソファーが連なり、照明控え目キャンドルゆらりで雰囲気なかなかロマンティコ。奥に長い大きな店なので予約なしで行ってもテーブルゲットできるチャンス大。天気の良い日はぜひ外のテーブル(アルフレスコ)で。目の前に映画『マイ・フェア・レディ』でオードリー・ヘップバーンが花を売っていたマーケットも見えて感涙ウルウル。ブラッセリーと謙遜しながら料理もプレゼンもなかなかのクオリティ。日本からの訪客をお連れすればきっと喜ばれる1店。昼から夜まで通しで開いているのも使い易く、値段もリーズナブル。プレシアター3コース£19.95はお値打ち品。良かったらどうぞ。(たべ太蔵)


総合評価 4.2
食事
サービス
雰囲気
お値段(1人分・ドリンク抜き)
£35~40
Palm Court Brasserie
39 King Street, Covent Garden,
London WC2E 8JS
Tel: 020 7240 2939
www.palmcourtbrasserie.co.uk
Opening hours
Mon-Sun 12:00-23:00
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週刊ジャーニー No.1298(2023年7月6日)掲載