▲イベリコ豚の最高級ランク「ベヨータ」。触れば体温でとろけていく。£18.00

かつてよく通ったフィッツロビアのタパスバー「バリカ」。その後、ロンドンには続々とスペイン料理店がオープンし、ちょっと浮気。そんな中、久しぶりに訪れてみたけどやっぱりこの店は離れがたい。フレンドリーなスタッフがアクセントの強い英語でまくしたててくる点も本場そっくり。マドリッドやバルセロナの街角にあっても違和感のないタパスバーをコンセプトに始まった同店。確かに退店時「あれ、ロンドンにいたんだった」と我に返ること度々。ほんの数時間でもスペインに行った気になれるってありがたい。イベリコ豚はどんぐりだけを食べて育った最高級ベヨータ(Bellota)を頼もう。ちょっとお高いけど触っただけで融ける脂にこっちの身も一緒にとろける。バカラウ(干鱈)に味噌を取り入れ「タラの西京焼き」を思わせるタパスがあるが、彼らなりに解釈した立派なスパニッシュ料理に仕上がっていてとても美味しく、感心させられた。かつてワインが割高で足が遠のいた記憶があるが、今は割とリーズナブルなラインアップ。押さえておけば間違いないタパス。ぜひどうぞ。(たべ太蔵)

左=エルサレム・アーティチョークのロースト。ザクッとしたアーティチョークの食感が楽しい。アーティチョークのピューレと一緒にいただくベジタリアンメニュー。£5.90 右=この日一番の驚きがこのバカラウ(干鱈)のみそグリル。西京焼きを思わせながらもしっかりタパスしている。ぜひぜひの1品。£14.50
左=バルセロナでは絶対に欠かせないイカスミご飯「アローズ・ネグロ」。本来はパエリヤだけど、ここではリゾットでお焦げがないのは残念。£8.90 右=テーブル間隔がちょっと狭い上にガヤガヤうるさいけど、本来タパスバーとはそういう所。静かにゆったり食事したい時に目指すべきところじゃないのよね。

総合評価 4.1

 

食事

 

サービス

 

雰囲気

 

お値段(1人分・ドリンク抜き)

£35~40

Barrica

62 Goodge Street, London W1T 4NE
Tel: 020 7436 9448
https://barrica.co.uk

Opening hours

Tue-Sat 12:00-22:30
Sun-Mon Closed

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週刊ジャーニー No.1266(2022年11月17日)掲載


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