1906年に開業した、地下鉄ハイドパーク・コーナー駅。新駅舎の完成にともない、閉鎖された旧駅舎の建物を利用したホテルが「ザ・ウェルズリー」だ。深赤色のテラコッタ・タイルで飾られた当時の駅の外壁が、今もホテルのファサード部分に残されている。

ホテルの外観に残る、ハイドパーク・コーナー駅開業当初の駅舎の一部(深赤色のタイル)。

 実は、ブティック・ホテルとして生まれ変わったのは2012年のこと。それまでは、毎晩ジャズの生演奏が楽しめるレストランとして知られていた。ジョージ・メリー、ジョニー・ダンクワース、エイミー・ワインハウスなどの著名なジャズ・ミュージシャンたちがパフォーマンスを披露した「伝説の地」でもある。アフタヌーンティーが提供されるのは、その一室を改装した「ジャズ・ラウンジ」。アールデコ調のインテリアで整えられた上品な空間で、ジャズに耳を傾けながらティータイムを堪能できる。

程よい音量のジャズが流れる「ジャズ・ラウンジ」。週末の夜は生演奏を聴くことができる。

 ちなみに、ホテル名の「ウェルズリー」は、英雄ウェリントン公爵ことアーサー・ウェルズリーの邸宅「アプスリー・ハウス」が近くにあることが由来。ホテルで優雅なひとときを過ごした後、アプスリー・ハウスへ足を運んでみるのもいいかも。

(左)紅茶は「チャーチル・ブレンド」を注文。愛煙家だったチャーチルを彷彿とさせるような、スモーキーな味わい。
(右)シャンパン・アフタヌーンティーのメニューでは、シャンパン(ヴーヴ・クリコ)とともにストロベリー&クリームが供される。
スイーツには、すべてホテルで提供されている紅茶が使われている。

美味しさ

 

紅茶の種類

 

サービス

 

The Wellesley Knightsbridge

11 Knightsbridge, London SW1X 7LY
TEL: 020 7235 3535
www.marriott.co.uk/hotels/travel/lonwb-the-wellesley-knightsbridge-a-luxury-collection-hotel-london

Afternoon Tea

14:00~18:00
要予約

・Pa-tea-sserie Afternoon Tea...£35
・Champagne Afternoon Tea
with a glass of Brut Champagne...£50
with a glass of Rose Champagne...£55
・Prestige Afternoon Tea with a glass of Grande Cuveé Krug Champagne...£80

週刊ジャーニー No.1107(2019年10月10日)掲載