教えてヘンリーくん!

Q77ロイヤル・アルバート・ホール、今年で開館150周年なんだって?

Aそうなのじゃ!よーく知っておるのぉ。美しいドーム型の屋根を持つ、赤レンガ造りの円形劇場、ロイヤル・アルバート・ホール。英国最大のクラシック音楽祭「プロムズ」の会場として有名じゃが、今年でちょうど150歳になったのじゃよ。

このホールは、1851年に開かれた世界初のロンドン万国博覧会が大成功を収めたのを受けて、ヴィクトリア女王の夫アルバートが恒久的な劇場施設の設立を訴えたことが、建設の発端じゃ。しかし、建設途中でアルバートは死去。夫の意志を継いだ女王が、1871年に完成させたというわけじゃ。

ゆえに、名前は問答無用でロイヤル・アルバート・ホールに決定。館内入口に自分とアルバートの胸像を置かせ、壁や階段にアルバートの頭文字「A」を装飾させるなど、とにかく夫への愛にあふれた「作品」となっておる。さらにホールの向かいに広がるハイドパークにも、夫の黄金記念像を建立しおった。ちと、愛が重すぎやしないか...?

ちゃーんと理解したか?覚えておかんと、首はねちゃうぞ!

週刊ジャーニー No.1205(2021年9月9日)掲載

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