Days LONDON 写真が語る「変わったロンドン、変わらぬロンドン」

Days LONDON

約100年前に撮影されたロンドンの街並みと、現在の風景を写真で比較。
ディケンズや夏目漱石が見た景色が、どうのように変化したのか(あるいは当時のまま変化していないのか)を紹介します。

Vol.49

Vauxhall1906

Seven Dials - 1890 -

2017

ヴォクソールという地名は、13世紀に同地を治めていたノルマン系貴族、ファルクス・ド・ブロウテ(Falkes de Breauté)に由来する。ファルクスの邸宅「ファルクス・ホール(Falkes Hall)」にちなみ、同地一帯もファルクス・ホールと呼ばれていた。しかし次第に音が変化していき、19世紀には現在の「ヴォクソール(Vauxhall)」という名で定着した。
写真に写っているのは、テムズ河にかかるヴォクソール・ブリッジ。同橋は1816年に建造されたが、木造であったため老朽化が激しく、約80年後の1898年に取り壊された。上の写真は、1906年に新たに再建された鉄橋を撮影したものである。1970年代後半から対岸の再開発が始まり、地下鉄ヴォクソール駅が開業。1992年には英秘密情報部(MI6、写真右の左端)や複合型居住施設「St George Wharf」(同右端)などが建てられた。
Supported by London Metropolitan Archives
ロンドン・メトロポリタン・アーカイブズは、シティ・オブ・ロンドン・コーポレーション(自治体)が管理・運営する、歴史資料センターです。ロンドンに関する貴重な史料やデジタル画像のほか、イベント情報などを無料で検索・閲覧することができます。
公式ウェブサイト: www.cityoflondon.gov.uk/lma
画像検索サイト : http://collage.cityoflondon.gov.uk

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