Days LONDON 写真が語る「変わったロンドン、変わらぬロンドン」

Days LONDON

約100年前に撮影されたロンドンの街並みと、現在の風景を写真で比較。
ディケンズや夏目漱石が見た景色が、どうのように変化したのか(あるいは当時のまま変化していないのか)を紹介します。

Vol.36

Tower of London1895

Aldgate - 2017 -

2017

ロンドンを外敵から守るための要塞として、11世紀に建造がはじまったロンドン塔。最初は王宮兼要塞の「ホワイト・タワー(White Tower)」しかなかったことから、ロンドン塔(Tower of London)と呼ばれるようになった。何度も増改築が行われ、王宮や軍事施設としての役割のほか、宝物庫、公文書保管所、貨幣鋳造所、監獄など幅広い目的で使用された。 写真は、ロンドン塔の入口を守る城門塔「バイウォード・タワー(Byward Tower)」を撮影したもの。ロンドン塔は1850年代に一般公開がはじまったとされており、上の写真を見ると、バイウォード・タワーへと渡る石橋の上に観光客と思われる人々の姿が写っている。また、現在は芝生になっている堀に、菜園がつくられているのも見てとれる。建設当初はテムズ河の水が流れ込んでいたが、やがて河と分断され、堀に溜まった汚水によりコレラが蔓延。1843年、堀は埋め立てられた。
Supported by London Metropolitan Archives
ロンドン・メトロポリタン・アーカイブズは、シティ・オブ・ロンドン・コーポレーション(自治体)が管理・運営する、歴史資料センターです。ロンドンに関する貴重な史料やデジタル画像のほか、イベント情報などを無料で検索・閲覧することができます。
公式ウェブサイト: www.cityoflondon.gov.uk/lma
画像検索サイト : http://collage.cityoflondon.gov.uk
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