ジョガーか狂人か――男が歩行者をバスの直前に突き飛ばす

5月5日午前7時40分、ロンドン南西部パットニー・ブリッジを歩いていた33歳の女性がジョギング中の男に突き飛ばされ、あわや二階建てバスの下敷きになる事件があった。
通勤途中だった被害者の逆方向から走ってきた男は突然進路を変えて女性に接触。両手を使って女性を車道側に突き飛ばしそのまま走り去った。
転倒した女性は頭から車道に飛び出し、乗客を満載したバスと接触寸前となった。バスのドライバーが急ハンドルを切って女性を回避。バスはその場で停止し乗客たちが女性の救護に向かった。幸い女性は軽症。
驚いたことに約15分後、ジョギングを続けていたらしき男は何食わぬ顔で再び現場に現れたという。気づいた被害者が男に声を掛けたが男は無視して走り去ったという。
この事件の様子は前方を走行中だった別のバスの後部車載カメラに鮮明に捉えられており、また乗降口に設置された別のカメラにはジョギングを続行して走り去る男の姿もはっきりと映し出されていた。
ロンドン警視庁が9日に映像を公開。一般から情報提供を募った結果、有力な情報が多数寄せられ、警察はそれらの情報を元に10日朝、チェルシー地区在住、50歳の男をGBH (grievous bodily harm=重大な身体への傷害)の容疑で逮捕した。しかし証拠不十分で一旦釈放したとされる。警察は現在もこの男の捜査を続行している模様。
(記事:Japan Journals Ltd 映像提供:BBC)

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