ぶらりんぐロンドン

ジャーニー編集部がロンドンの街をぶらりとレポート

ロンドンから日帰りで行ける! 英国の由緒正しき城、5選

英国各地に残る美しい城の数々。なかでも、ロンドンから日帰りでも訪れることができるおすすめの城をご紹介します。

1.エリザベス女王の週末の居城、ウィンザー城

ロンドン・パディントン駅から電車でおよそ30分。エリザベス女王が週末を過ごす公邸・ウィンザー城(Windsor Castle)は、ウィリアム征服王によって要塞として建てられて以来、英国王室の所有として脈々と受け継がれてきた城です。世界最古にして最大の現役の城として知られ、約950年の英国王室の歴史が凝縮した場所でもあります。公式諸間ステート・アパートメントのほか、メアリー王妃の人形の家、聖ジョージ礼拝堂などの見学、特定の日に行われる衛兵交代も見所のひとつ。天気の良い日には周辺に広がる自然公園「Windsor Great Park」を散策してみるのもいいですね。


2.ヘンリー8世ゆかりの城、ハンプトン・コート宮殿

ロンドン・ウォータールー駅から電車で約30分。ハンプトン・コート宮殿(Hampton Court Palace)は、その起源を12世紀頃までさかのぼることができ、ヘンリー8世の治世に王室所有となって以降、ウィリアム3世、ジョージ2世らの命によって改築が加えられてきました。そのため、チューダー建築からジョージアン建築まで、様式の移り変わりが色濃く表れています。城内のあちこちで館内を紹介するツアーが開催され、各時代の衣装に身を包んだ役者らがガイド役となり、面白おかしく、ときにドラマチックに宮殿で起こった出来事などを、歴史上の人物になりきって紹介してくれます。ロイヤルチャペル、ウィリアム3世のアパートメント、ヘンリー8世のアパートメント&キッチンのほか、2016年に新しくできたプレイグラウンド「Magic Garden」などもおすすめです。


3.1000年以上の歴史を誇る中世の要塞、ウォリック城

ロンドン・マリルボーン駅から電車で約1時間半(駅からは約1.6キロ)。エイヴォン川沿いに建つウォリック城(Warwick Castle)は、リチャード3世の従兄弟で「キングメイカー」と呼ばれたリチャード・ネヴィル、レディ・ジェーン・グレイの義父で彼女を女王に仕立て上げたジョン・ダドリーらで知られる、野心家の「ウォリック伯爵家」の居城として栄えた中世の城です。現在は、マダム・タッソー蝋人形館を運営する企業が管理していて、タイムトラベル体験などアトラクションが充実!


4.世界で最も素敵な城、リーズ城

ロンドン・ヴィクトリア駅から電車でおよそ1時間(駅からはシャトルバスあり)。リーズ城(Leeds Castle)は、古城研究家のコンウェイ卿が「the loveliest castle in the world」と描写したことで、現在でも世界で最も素敵な城との惹句で語られます。

歴代の王妃が6人暮らしたことから、「貴婦人の館」と呼ばれることも。王妃のうち3人がフランスの王女だったため、フランス王室らしい室内装飾が施されており、中世を通して優雅さと気品に満ちた城だったのだそうです。実際に訪れてみると、世界一というのはちょっと大袈裟な感じもしますが、コンウェイ卿が描写した17~18世紀では随一の名城だったのでしょうね。英国らしいカントリーサイドにたたずむので、訪れたらぜひ散策も楽しんでみてくださいね。



5.アランデル城

ロンドン・ヴィクトリア駅から、電車で南へ1時間半。アランデル城(Arundel Castle)の起源は、11世紀にまでさかのぼります。ノルマンディ公ウィリアムがウィリアム1世として国王に即位した際に、臣下のアランデル男爵にこの地を下賜。男爵は、建造した城を「アランデル城」と名付けました。16世紀以降は、英国の公爵位の中で最古参とされるノーフォーク公爵一家が暮らす城となっています。高台に立つアランデル城からは、周囲に広がるサセックスののどかな田園風景も堪能できます。