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ぶらりんぐロンドン

ジャーニー編集部がロンドンの街をぶらりとレポート

スパ・ターミナス特集のこぼれ話、「なぜスパ・ターミナス?」

St Johnのパン、Neals Yardのチーズ、Kernelのビール、Monmouthコーヒー…。
週刊ジャーニー10月20日号の特集は、週末になるとグルメな人々が集まってくるバーモンジーのスパ・ターミナスです。 取材して改めて感じたことは、ロンドンにも美味しいものがたくさん! 一軒一軒のぞいてみると、生産者の美味しいものを追求する姿勢や、売るものに対する誇りなどがリアルに伝わってきて、散策していて気持ちよくもあります。

この特集を参考に、散策をかねてぜひ歩いてみてください。所々に↑のような看板があるので、現地ではこれを目印にすると歩きやすいかもしれません。

ところで、本誌ではスペースの都合上触れられなかった、なぜ「スパ・ターミナス」と呼ばれるのか? ということ。「スパ」と聞くと、温泉やスパ施設があるのかなー? と想像してしまいますが、どこを探してもそれらしきものは見当たりません。

その答えは、18世紀末のバーモンジーはスパ・タウン(鉱水の出る地)として知られたことにあるようです。スパ・ブームは長く続かず、30年ほどで去ったのですが、「スパ・ロード」や「スパ・ロード・ガーデンズ」など、通り名や公園の名前に「スパ」の名がつけられるにいたりました。

ロンドンで初めて蒸気機関車が登場した1836年には、バーモンジーにはスパ・ロード駅が設けられ、デプフォード駅からの終着駅(ターミナス)としてにぎわいをみせます。スパ・ロードにかかる高架橋の下には当時を示す写真が大きく紹介されています(写真上)。近くでは、ブッキング・オフィスがその外観を残しているので、訪れたらぜひ探してみてください。一時は活況を呈したスパ・ロード駅でしたが、後に路線がロンドン・ブリッジまで延びたことや、第一次世界大戦時の政策により閉鎖。現在は、グルメな人々の「ターミナス(終着地)」へと変貌を遂げたというわけです。

そんな歴史にも思いをはせつつ、、、スパ・ターミナスをお楽しみくださいませ。(編集部C)

 

 

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