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もっとお茶に脚光を!

ロンドン初のTea Pub

■「紅茶大国」として知られながら、近年急激に増えたコーヒー・ショップの勢いに押されがちな英国の紅茶事情。この流れに疑問を持った男性が5月、お茶に特化した「パブ」をロンドン南部のトゥーティングにオープンした。早速、足を運んだ。

2017年6月15日 No.988


カウンターに備えられた4つのタップ(蛇口)から出てくるのは、ビールでなくお湯!
それぞれ異なる温度設定で、茶葉の性質に合わせた温度のお湯が注がれる。

注がれるカップは英国の伝統的なビア・グラスをイメージ。

カフェで紅茶を注文すると、ティーバッグにただお湯を注ぎ、香りや味などお構いなしに提供されることは少なくない。新しく登場した「Brew, The Tea Pub」の発起人アレックス・ホランド氏は、「茶葉から丁寧に淹れられた紅茶をロンドンで飲むのは、パリよりも難しい」と実感。「イタリア人がコーヒーに、フランス人がワインに誇りを持つように、英国人も紅茶にプライドを持つべきだ」と考え、紅茶と同じように英国に根付くパブ文化を融合させた店を誕生させた。
カジュアルなパブ風のインテリアで彩られた店内の一角にあるカウンターでは、ビール・サーバーを思わせる4つのタップ(蛇口)が並んでいる。ビールが出てくるかと思ってしまうが、ここから注がれるのはお湯。温度設定の異なるお湯が茶葉の性質に合わせて利用される。
ランチタイムには、「イングリッシュ・ブレックファスト・スペリオール」「リアル・ベルガモット・アールグレイ」「グリーン・ジャスミンティー」などをポットで提供。夜は、茶葉で香り付けしたカクテルで客を迎える。
筆者が選んだカクテル「アールグレイ&トニック」は、「リアル・ベルガモット・アールグレイ」の茶葉を漬け込んだゴードン・ジンで作られるジン&トニック。口に含んだ瞬間にジンのさわやかな味わい、続いてアールグレイ・ティーの香りが感じられ、奥行きの深いカクテルに仕上がっていた。
ホランド氏は今後、ロンドン東部をはじめ各地でティー・パブを展開する計画なのだそう。紅茶革命となるか、乞うご期待!
(文/本誌編集部 西村千秋)


右:アールグレイの茶葉を漬け込んだゴードン・ジンで作られるカクテル「アールグレイ&トニック」(6ポンド)。
左:パブ風のデコレーションでまとめられた、カジュアルな雰囲気の店内。

Brew, the Tea Pub
114 Tooting High Street, SW17 0RR
水~金:午後6時~午後11時/土:午前10時~午後11時
日:午前11時~午後6時/月、火曜は定休
www.brewteapub.com

 

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