logo
 

週刊ジャーニー最新号 eBook

週刊ジャーニー最新号表紙

No.993 7月20日発行号

週刊ジャーニーをオンラインで読む 【ホリデー特集】夏に行きたいパブ13選
  • 英国時間の木曜17時更新
  • 紙版の定期購読はこちら

イースターは第2のクリスマス!?

イースタークラッカー

■キリスト教徒にとって、イエス・キリストの復活を祝う重要な春の行事「イースター」。英国では「第2のクリスマス」と呼ばれるほどに『進化』しつつあるという。

2017年4月13日 No.979


Six Luxury Easter Bunny Crackers by NANCY & BETTY STUDIO 25ポンド www.notonthehighstreet.com

4月14日(金)のグッド・フライデーから17日(月)のイースター・マンデーまで4連休となり、各地では関連イベントが目白押しだ。英国全体が盛り上がるこのチャンスを逃すまいと、大手スーパーマーケットでは新たな商戦に乗り出している。
中でも注目を集めているアイテムが、クリスマス・パーティーの必需品として英国で親しまれる「クラッカー」。スーパー各社では、筒型の大きなキャンディーのような形をしたこのパーティー・グッズをイースター用にアレンジし、販売している。ひよこやウサギ、羊が描かれた春らしい色合いのクラッカーの中に入っているのは、お菓子や格言の書かれた紙、小さなおもちゃ、文房具など。クリスマス同様、パーティーの際に隣りに座る人と左右を引っ張り合って鳴らす仕組みだ。
イースター・クラッカーはこれまでにも専門店や個人が運営するクラフト系ショップで細々と販売されており、新しく登場したものではない。しかし、毎年イースターのトレンドを紹介しているライフスタイル誌「Good Housekeeping」では、今年初めてパーティー用のテーブル飾りにクラッカーを添えた写真を掲載した。
同誌編集者によると、イースターは年々盛り上がる傾向にあり、「テーブル・セッティングにアレンジを加えたいと考えている人が増えているように感じる」と説明。「特別の贈り物や手の込んだ飾り付けを探す人も増えていることから、イースターは第2のクリスマスとなりつつある」と分析する。
ウェイトローズでは、イースター・クラッカーの需要が昨年に比べて63%高まっているとし、クラッカーはもちろん、ギフト商品も提案。セインズベリーズやジョン・ルイスでも、これまで以上にキャンドルや飾り、おもちゃ、子供服などを充実させている。
クリスマスがキリスト生誕を祝うイベントである一方、イースターはキリストの復活を祝う行事。イースターを「第2のクリスマス」と位置づけても不思議ではないが、宗教心の表れというよりはむしろ、小売各社の戦略に踊らされている感も否めない。ガーディアン紙では「(クリスマスで散財したあと)もう一度クリスマスを迎える経済的な余裕などある!?」と皮肉交じりに紹介している。
ともあれ、家族や友人らが集まって楽しいひとときを過ごす機会になるのは悪いことではなさそう。ハッピー・イースター!
(文/本誌編集部 西村千秋)


【A】:Sainsbury's Home Easter Crackers 6個5ポンド www.sainsburys.co.uk
【B】:John Lewis Butterfly Easter Wreath 20ポンド www.johnlewis.com
【C】:Waitrose Easter Wooden Egg Decorations 4個セット 3ポンド www.waitrose.com
【D】:Sainsbury's Home Easter Cushion 30x30cm 8ポンド www.sainsburys.co.uk
【E】:John Lewis Egg Placemat 4個セット 12ポンド www.johnlewis.com
【F】:Waitrose Easter Mini Crackers 6個 4ポンド www.waitrose.com
 

週刊ジャーニー最新号 eBook

週刊ジャーニー最新号表紙

No.993 7月20日発行号

週刊ジャーニーをオンラインで読む 【ホリデー特集】夏に行きたいパブ13選
  • 英国時間の木曜17時更新
  • 紙版の定期購読はこちら
無敵艦隊、壊滅への道

超大国スペインと弱小国イングランドの
『激突までの道のり(前編)』 『激突の瞬間(後編)』

写真で旅するロンドン @journey.london


2017年 07月 20日

2017年 07月 21日

2017年 07月 19日

2017年 06月 30日