老舗デパートにシネマ登場 プライベート感あふれる映画鑑賞 |
■秋・冬物シーズンの到来で、目抜き通りの店先もシックなディスプレーに模様替えする9月。デパートやブランド各社では新シーズンの商戦が始まっている。そんな中、常に斬新なアイディアで買い物客を惹きつける老舗デパートのセルフリッジズが、ロウワー・グランド・フロア内に映画館を誕生させた。「デパートとして世界初の試み」として話題を集めている。
セルフリッジズでは、「The Master at Selfridges」と銘打たれたプロジェクトが始動。ファッション界を代表するデザイナー(マスター)12人が選出され、秋冬のファッション・シーンを盛り上げる催しを館内で展開している。日本人デザイナー、山本耀司と高橋盾も名を連ねる同プロジェクトの一環として9月5日から始まったのが、イン・ストア・シネマだ。
オープン初日から2週間かけてセルフリッジズが選り抜いた新旧の名作映画のほか、マスターが推薦する作品の上映が行われていたが、18日からはウディ・アレンの最新作「マジック・イン・ザ・ムーンライト」に絞った上映となる。これも注目度の高い映画だ(詳しくは11頁参照)。 また同映画に限らず、今後も季節毎の必見映画を上映するほか、映画イベントを予定しているとのこと。お見逃しなく! (文:本誌編集部 ニシムラチアキ)
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