宝くじに当選したにもかかわらず、そのことに気づかずに、あるいは故意に、一攫千金のチャンスを逃がしている人がいるという。申し出のない賞金は、年間平均で6,800万ポンドにも上ると、「メトロ」紙が伝えている。
誰からも申し出のないまま受け取り期限が過ぎてしまった宝くじの最高賞金額は、2005年にドンカスターで購入された当たりくじで、940万ポンドだったという。
申し出期限の180日が経過してしまった場合は社会事業などに使われるが、宝くじを運営するキャメロット社は、せっかくの賞金なので受け取って欲しいと呼びかけている。
同社の担当者は、「賞金を受け取ってほしいので、宝くじを買った人は必ず番号をチェックするように呼びかけている。当たりくじの申し出がない場合は、いろいろな方法で当選番号を告知するよう、努めている」と話している。
現在10万ポンドを超える賞金で申し出のないケースが17件もあるとされる。