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9/30 うつ病を患う女性の数、40年で2倍に

仕事と育児の両立というプレッシャーにさらされ、女性のうつ病が過去40年間で2倍になったことが研究調査で明らかになった。「デイリー・テレグラフ」紙が伝えた。
英国など欧州30ヵ国で行われた研究調査をもとに、欧州神経精神薬理学会「European College of Neuropsychopharmacology」で発表された統計によると、女性はうつ病になる傾向が男性より2.5倍も高く、大半のケースでは出産年齢である16歳から42歳の間に発病しているという。
男女共々、これまでよりも早い時期にうつを発病するようになっていることも分かり、最初の兆候がでるのは40年前には平均26歳だったのが、現在は平均19歳になっている。
さらに、家事や育児などを両立させるために大変な重荷を背負っている女性のほうが問題は深刻で、25歳から40歳の女性は男性より3~4倍もうつ病になる割合が高いという。
ちなみに、欧州30ヵ国では、人口の38%にあたる1億6,500万人が精神疾患を患っており、最も多いのは不安症、不眠症、うつ病などとされる。
研究を執筆したひとりである、ドレスデン技術大学のハンス・ウルリッヒ・ウィッチェン教授は「結婚することで、男性のうつ病にかかる確率は減るようだが、女性は逆に高くなっている」と話している。