| 近い将来、EU内の携帯電話によるローミング料金の上限設定がさらに引き下げられる予定だという。
メトロ紙の報道によると、携帯電話契約者がEU内の自国からEU内の他国に出かけて携帯電話を利用した際、携帯電話業者が契約者に課す料金の上限は、発信料が現在の1分間37ペンスから32ペンスに、受信料が1分間16ペンスから12.5ペンスに、それぞれ減額になるという。また、多機能携帯電話機によるインターネット接続のデータ・ローミング料についても携帯電話業者に法的に規制をかけることになっている。
以前の料金制度では、携帯電話業者の利益率は、発信料で200%以上、受信料では400%以上だったとされ、欧州のテレコム規制を担当するヴィヴィアン・レディング委員は「ぼったくりローミング」と指摘していた。こうしたことから、ここ数年間、欧州議会ではEU内のローミング料金制度に対する規制が進められてきた。
今回の規制では、契約者が使用限度額を定めていない場合は、携帯電話業者が自動的に最高50ユーロ(41.5ポンド)を上限として請求することや、利用量がローミング契約限度の80%に達した時点で契約者に知らせることなども、携帯電話業者に義務付けている。
来年夏には再度、ローミング料金の見直しが予定されており、2015年には実質的に国内料金と海外でのローミング料金の差は無くなることになるという。
(※)ローミング:携帯電話業者間の提携により、携帯電話契約者が海外に出た際も、国内で契約しているものと同様のサービスを受けられるようにするサービス
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