| 半分が緑、半分が赤にくっきりと色分けされた不思議なリンゴが見つかった。これはデヴォンのコラトン・ラリー在住のケン・モリッシュさん(72)=写真=が自宅の庭で収穫したもの(写真は「デイリー・メール」紙より)。
「45年間もリンゴを育てているが、こんな実を見たのは初めて。数百年前なら、これは何かの前兆と考えられただろうね」と語ったモリッシュさんは、ゴールデン・デリシャス種の果樹になっていたこのリンゴを発見した当初、誰かがイタズラで色を塗り分けたのだろうと思ったという。だが地元大学を訪ね、専門家に意見を求めたところ、突然変異による「天然」のリンゴであるとの説明を受けた。
ケントにある王立ウィズリー庭園の果実部担当者ジム・アーベリーさんは、このリンゴについて「同一個体内に異なった遺伝情報を持つ細胞が混じった『キメラ・リンゴ』だろう。確率は低いが、来年、同様の実ができる可能性もある。これまでにも縞模様のリンゴや梨が見つかった例がある」と解説。1つのリンゴ内で突然変異が起こった場合は、1度きりの変異で終わる可能性が高いが、樹木自体に変異が起きているのであれば、翌年似たような実がなる可能性もあるという。
しかしこのように完璧に色分けされたリンゴができる確率は100万分の1以下であるとされている。
年金生活者であるモリッシュさんは、現在のところ、このリンゴを冷蔵庫に保管し、訪れる人々に公開している。専門家はもし食べた場合、赤い側の方が甘みが強いだろうと予測しているものの、モリッシュさんは味見をする気になれないと話している。
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