| 07年7月よりイングランドでも始まった、公共の場での喫煙禁止政策が予想を上回る好影響をもたらしていることが伝えられた。
保健省の統計によると、同規制の開始から1年後の時点で、イングランドにおける心臓発作の発生率は約10%減少。また同規制がイングランドより1年早く施行となったスコットランドでは14%とさらに大幅な減少が見られたという。
ノッティンガム大学たばこ規制研究所のジョン・ブリトンさんは「たばこと心臓病の関連はすでに指摘されているとおりだが、この結果には驚いている」とコメント。今回の調査を行ったバース大学の研究員アナ・ギルモアさんも「著しい健康効果が現れている」と話している。
心臓病治療をサポートする慈善基金「British Heart Foundation」のエレン・メイソンさんは「喫煙や受動喫煙によって、血液中の成分に変化が起こり、血液が凝固しやすくなる。冠状動脈がせばまったり傷ついている人々にとって、タバコの煙が心臓発作を引き起こす要因となりえるのはこのため」とそのメカニズムについて説明。
英国のほかにも、同様の禁煙政策を導入したフランスでは心臓病による入院件数に1年で15%、イタリアとアイルランドでは11%の減少が見られたという。
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