| 英国内25都市の路上の様子を、文字通り眺めることができる地図情報サービス「グーグル・ストリート・ビュー」の画像が、離婚訴訟の証拠として使用され、プライバシーに関する新たな論議を招いている。
最近では、ロンドン在住の女性が、出張中のはずの夫の車が女友達の家の前に駐車してあるのを「グーグル・ストリート・ビュー」で発見、離婚手続きを開始したケースがあったという。
さらには、夫が『親し気な様子で』同僚女性の耳に何事か囁いている画像を妻が目撃し、離婚裁判に入ったという一件も報告されている。
「グーグル・ストリート・ビュー」は2007年に米国でスタート、最低でも離婚1件の原因になったことがわかっている。
英国ではこれまでに、パブの外で嘔吐している男性の姿がとらえられるなど、きまりの悪い状況を画像にとらえられた人々が複数にのぼっており、プライバシー侵害が懸念されている。また、「グーグル・ストリート・ビュー」用の画像を録画するために巡回していた車が野生のシカをひいた現場がアップロードされたこともあった。
プライバシー保護団体「Privacy International」はすでに苦情を申し立てているが、専門家の話では、前述のような離婚のケースをめぐって「グーグル・ストリート・ビュー」が責任を問われる可能性は少ないという。
テクノロジー専門弁護士のストルアン・ロバートソンさんは「カメラにうつっていなくても、多くの浮気は、いずれはばれるもの」とコメントしている。
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