| 女性は地図を読むのが苦手で、男性は身の回りにあるはずの物を見つけるのが苦手という、男女の能力の違いを科学的に解明する学説が発表された。
研究者チームによると、性別による認識・反応能力の違いは進化の過程で培われてきたもので、男性は狩りの獲物を追跡するため方向感覚が発達し、女性は果物や木の実を収穫するため、近距離にあるものを見つける能力が発達したのだという。
この説は芸術作品を鑑賞する際の男女の脳の働きを研究していた際に導きだされたもの。左脳は近距離にある対象への対応に優れ、左脳は物事の関連づけに優れているとされるが、女性が「美しい」絵画を鑑賞している時、左右両方の脳細胞が活発に反応するのに対し、男性は右脳のみが活性化するという違いが見られたという。
研究チームは「女性は現在行っている作業と関係がなくとも、身の回りにある物体を男性にくらべて、よりよく認識する傾向がある。一方、男性は女性よりも方向認識感覚が優れている」と分析。男性は地図を読む作業を距離や主要な方向などと関連させて位置付けしながら行うのに対し、女性はこの作業を、目印となる建物を覚えたり、「○○から左」「○○の右側」というように相対的な認識に基づいて行ったりするとして、男女の脳の働きにおける差異について説明している。
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