| 日本人の目から見ると男女平等が進んでいるように思える英国だが、職場における男女格差は依然として大きく、いまだ男性優位であるという調査報告が発表された。
スイスのシンクタンク「世界経済フォーラム」が、世界各国の教育水準や給与水準、健康状態、政治的権力などにおける男女間の格差を数値化した「2008年世界男女格差報告」によると、英国の「男女平等度」は過去1年でラトビア共和国とスリランカに追い抜かれ、13位に転落しているという。
雇用均等を目的とする英国の監視機関からも同様の結果が報告されており、過去数十年に渡って増え続けてきた、上級職に就く女性の数も今年は減少し、多くの女性が職場において依然「ガラスの天井」(*)ならぬ「コンクリートの天井」による差別を受けているという現実が明らかとなった。
「世界経済フォーラム」のサーディア・ザヒディさんは、世界中の女性の多くは男性と同等の教育を受け、健康状態も良好であるにもかかわらず、何の決定権も持っていない、と語っているという。
*ガラスの天井−目に見えないところに昇進・昇給の限界が存在することを比喩した言葉
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