| 一見、普通のワインクーラーのようだが、ワインを短時間で熟成させることができるという画期的な新装置が登場した=写真(「メトロ」紙より)。
このワイン熟成装置の名前は「Ultrasonic Wine Ager」。装置内で発生する超音波がアルコール内の分子を衝突させ、ワインを人工的に熟成させる仕組みだ。
これによりスーパーで売っている3ポンド(約600円)の安いワインも、わずか30分間で、何十年もかけて熟成されたワイン同様の風味が得られるようになる。さらにはワインのなかに含まれるアルコール分の不純物を分解する作用もあるので、二日酔いの不快感も防げるという。
熟成装置の仕掛人は、起業家で発明家のケイシー・ジョーンズさん。「この装置は、3.99ポンド(約798円)の安ワインも、数百ポンドの高級ビンテージワインに変えることができる。ワインだけでなく、どんなアルコールにも使えるので、安物のウィスキーも8年物のシングルモルトのような味になる」と話す。
英中部スタッフォードシャーで1年間に4万本のワインを生産するワインメーカーのアンドレ・ジョーンズさんは「ケイシーさんが、この装置をうちのワインを使って試してくれた。飲んでみて、とても驚いたね。確かに熟成されていた」と語る。
ケイシーさんは、この装置がレストランや家庭用としても大ヒットするはず、と確信しているという。
「Ultrasonic Wine Ager」の気になるお値段は、350ポンド(約7万円)。近日中に英国内のスーパーで販売される予定。
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