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英国史上で最も長い在位期間を誇るヴィクトリア女王=写真右上=が着用していた下着や寝巻きなどが、このほど競売にかけられることになり、そのサイズが話題を呼んでいる。
女王の下着のうち、いわゆる「ズロース」と呼ばれる下穿きはウエストサイズが50インチ(約127センチ)あり=同左下、現代英国女性の平均胴回りの33インチ(約84センチ)と比較してもかなり大きめ。また、寝巻きやシミーズについては、胸囲が66インチ(約168センチ)もあり、こちらも現代の平均胸囲の約2倍。女王は小柄で、晩年の身長は5フィート(約152.4センチ)に満たなかったとされており、それを裏付けるように寝巻きの丈も短く、肩からすそまでの長さがウエストと同じ50インチだった。
当時のズロースは、左右に分かれた筒状部分を腰紐でつなぎ合わせるタイプ。腰紐でサイズが調整できるようになっているため、下着の最高サイズから女王の胴回りを判断するのは正確ではないとする意見もある。ただ、1901年に81歳で亡くなったヴィクトリア女王は、1890年代にはウエストが60インチ(約152センチ)にまで増えていたという説もあり、正確なサイズは想像するしかない。
女王の下着は、小さな王冠とイニシャルの「VR」が刺繍されている以外、女王の所有物と思えないほど簡素だが、布地の専門家によれば「柔らかい、最高級の綿素材が使われ、手で丹念に縫われている」という。
女王の下着は7月末に競売にかけられる予定。ヴィクトリア時代に興味がある収集家の注目を集め、ズロースで500ポンド(約10万円)、シミーズと寝巻きは各300ポンド(約6万円)程度で落札されることが予想されている。
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