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ロンドンの繁華街、ウェストエンドの中心にあるオックスフォード・サーカスに、400万ポンド(約8億円)の工事費をかけて、スクランブル交差点が設置されることになった。完成は来年末と見込まれている(写真は「ザ・ロンドン・ニュース」紙より。左側が現在のオックスフォード・サーカス、右側が計画完了時の予想図)。
計画の『手本』になったのは、東京の渋谷駅前にある交差点。日本を舞台としたヒット映画『ロスト・イン・トランスレーションLost In
Translation』(2003)にも登場するこの交差点は、大勢の人々が素早く安全に渡ることができる、世界を代表するスクランブル交差点だ。
この計画は、ウェストエンドを改善するために展開される、総工費400万ポンド(約80億円)をかけた再開発計画の一環。交差点の改善案以外にも、買い物客が自由に歩き回れるように道路沿いの柵を一部取り払ったり、カフェのように屋外で食事ができるスペースを多く設けるため、オックスフォード・ストリートやリージェント・ストリート、ボンド・ストリートの歩道を拡張したりする案が提言されている。また、地域内の歴史的建造物などを目立たせるための最新式照明の導入や、交通量を少なくするための方策も盛り込まれている。
ウェストミンスター・シティ議会で環境と交通を担当するダニー・チョークリー議員は「この計画は、オックスフォード・サーカスに東京の一部を呼び込むことになるだろう。2012年に向けて、ウェストエンドを世界でもトップクラスの場所にすることを目指す改善計画のひとつ」と話す。
ウエストミンスター議会、ロンドン交通局「TfL」、王室所有地を管理する「Crown Estates」などが共同で行う開発計画は、ロンドン・オリンピックが開催される2012年までに完了する予定という。
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