徹底したベジタリアンであり、動物愛護や環境保護活動を熱心に行うことで知られる元ビートルズのポール・マッカートニーさん(65)が新たに入手した高級車をめぐって、議論を呼んでいる。
「デイリー・メール」紙が報じたところによると、マッカートニーさんの新車は、環境にやさしいハイブリッドカーの「レクサス
LS600h」=写真。世界のスーパースターらしく、大型の高級車でお値段は84,000ポンド(約1,680万円)。パワフルな5リットルV8ガソリンエンジンと電気モーターの両方を搭載しており、同じようなサイズとパワーを持つ他車と比較すると、排気ガスの排出量が少なく環境にやさしい作りになっている。
さすが、『グリーンな』マッカートニーさん、と思いきや、意外な事実が発覚。この車が、日本の工場から英国まで空輸されていたことが判明した。空輸距離は7,000マイル(約1万1,200キロ)で、この飛行1回で、船による輸送より14トン以上も多くの二酸化炭素を排出したことになるという。
環境コンサルタント「Carbon
Footprint」の広報担当は「空輸時と同量の二酸化炭素をこの車で排出するには、36,100マイル(約5万7,760キロ)の走行が必要」と、輸送手段に空輸が選ばれたことに対し、皮肉まじりのコメントを述べた。
「レクサス」は、マッカートニーさんが2005年に行った全米ツアーのスポンサーをつとめたほか、マッカートニーさんをテーマにしたモデルを製造するなど、マッカートニーさんとは親密な関係を維持。今回、この新車はマッカートニーさんに寄贈されたという。またマッカートニーさんの娘でファッションデザイナーのステラさんも「レクサス」に乗っている。
「レクサス」側では、「空輸したのは、車の質と安全性をより確実にするためで、英国への定期貨物便で空輸された」と説明。マッカートニーさん側はコメントを拒否している。
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