有名料理学校「Le Cordon Bleu」で、シェフを目指す生徒が追試を要求して立てこもるという事件が発生した。
各紙が報じたところによると、実技テストで失敗し、落第したことを告げられた男子生徒(28)がコース担当のヘッドシェフに直談判し追試を要求。しかし追試が受けられないとわかると、逆上して料理用ナイフをつかみ、追試をさせてくれなかったら自殺すると脅迫。その後、同校内で4時間にわたって立てこもった。
学校側は警察に通報。警察官による説得は功を奏さず、最終的に暴動鎮圧用の盾を持った機動隊が中に踏み込み、生徒に向かってテーザー銃(スタンガン)を使用。取り押さえられた生徒は病院で一夜を過ごし、その後、事情聴取を受けたという。
ロンドン中心部マリルボンにある「Le Cordon Bleu」は世界的に有名な料理学校。1年間の学費は12,000ポンド(約240万円)で、シェフを目指す人々が世界中から集まるといわれる。また、学費とは別に、コースで使う切れ味の良い特製ナイフが持ち去られるのに備え、あらかじめ『デポジット(前金)』として100ポンド(約2万円)を生徒に納めさせている。
同じコースに通うある生徒は「彼はアルジェリア系フランス人で、貯金をすべて学費に費やしたと聞いている」と話しているが、学校側はコメントを拒否しているという。
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