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人気低迷に苦しむ労働党のブラウン首相が、国民を取り込む苦肉の策のひとつとして動画投稿サイトYouTubeに登場し、英国内で話題になっていることが報じられた(写真は「デイリー・テレグラフ」紙より)。
YouTube 内に公開された"Ask the PM(首相に質問)"サイト(※)=写真=では、有権者がブラウン首相に対する質問をビデオで投稿したり、すでに投稿された質問に対して評価したりできる仕組みとなっているという。投稿ビデオの制限時間は1分で、ビデオ内での政見主張は禁止。サイトでは6月21日まで質問を受け付け、寄せられた質問の中で評価が高かったものに対して、6月末にブラウン首相がサイト上で答えるとしている。
ブラウン首相はサイト内の挨拶映像の中で「なんでも質問してください。政治家だけでなく、一般の方々も首相に質問ができる時が来ました」と呼びかけているという。
これまでのところ、サイトにアップされた質問は「ジンバブエに対する政府の方策」から「学費問題」や「歴史的建造物における身体障害者のバリアフリー問題」まで、多岐にわたってはいるが、あくまで"お行儀のよい"内容となっているという。また、音楽やカラフルな画像を使って注目を集めるように工夫された映像も登場していると伝えられている。
現在多くの問題を抱える首相官邸がこうした"新しい"動きに出たのは、強力なライバルであり、すでに個人サイト「Webcameron」を立ち上げている野党保守党のデヴィッド・キャメロン党首が、ブラウン首相を「デジタル時代のアナログ首相」と揶揄したことに反撃するためと見られている。
※Ask the PMサイト(質問は英国内からのみの受付)
http://www.youtube.com/user/DowningSt
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