英国の大手航空会社「British Airways(BA)」が、エコノミークラスの機内食メニューから、「宗教上の規制」に配慮して、牛肉を排除すると決定したことが伝えられた。
「BA」の長距離路線市場の第2位は、インドまでのフライトだが、インド人旅客の大半を占めるヒンドゥー教徒は宗教上の理由により牛肉を食さないことで知られている。そんな経緯から、「BA」は牛肉をメニューから排除、代わりに、フィッシュパイまたは鶏肉料理を用意することにしたという。
この決定に対し、英牛羊肉産業を支援する団体「English Beef and Lamb Executive」は「英国を代表する航空会社が英国の国民的料理である牛肉を提供しないのは遺憾。牛肉料理は英国人の誇りだ」とコメント。一方、「BA」のスポークスマンは「機内食は2種類しか用意することができないが、牛肉と豚肉(イスラム教徒は食べない)に宗教上の制限があることは明らかだ。今回の措置は、できるだけ多くの顧客にアピールするためのもの」と説明しているとされる。
英国のヒンドゥー系団体「The Hindu Council UK」は、今回の決定を歓迎するコメントを発表しているという。
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