ボリス・ジョンソン・ロンドン市長が、ロンドン市内の公共交通機関での飲酒を禁止することを発表した。
6月1日より、ロンドン市内の地下鉄、バス、DLR(ドックランズ・ライト・レールウェイ)、トラム、そして各駅構内での飲酒は全面禁止になる(ロンドン・オーバーグランドは適応外)。当面は、これらの場所で酒を飲んだり、フタの開いた酒類を持っていたりした場合、警告を受け、乗り物から立ち退くことを命じられる。さらに来年までには、公共交通機関内での飲酒が犯罪行為となり、罰金が課せられることになるという。
今回の施行を市長選での公約のひとつに掲げていたジョンソン市長は、「いわゆる軽犯罪を片づけていけば、もっと重大な犯罪を撲滅することに集中できると信じている。パブなどの酒類販売業者に話を聞くと、客は店で酔っぱらうというよりは、来店する前から交通機関ですでに大量に飲酒していると言っている」と話し、地下鉄、バス内での飲酒禁止が、度を越した飲酒を減らす一助になるとの考えを表明している。
これにともない、ロンドン交通局のスタッフを応援するために、警察官の補佐役であるコミュニティ・サポート交通警察官440人が配置されることも決定されたという。
しかしながら、交通組合「RMT」のリーダー、ボブ・クロウさんは、今回の施行について、「あまり熟考せずに導入されたこともあり、状況が悪化する可能性もある」と消極的な見方をしていると伝えられている。
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