5月1日に行われたロンドン市長選挙で、保守党のボリス・ジョンソン候補相手に敗退、4日午前0時に、8年間務めた市長の座を正式に辞したケン・リビングストン氏(62)。その前市長に、6万9,000ポンド(約1,380万円)もの一時金が支払われる可能性があることが報じられている。
伝えられるところによると、リビングストン前市長は、市長時代の年俸13万7,579ポンド(約2,751万5,800円)の半分である6万9,000ポンド(約1,380万円)を、退職後の生活に『適応』するのを助けるための一時金として請求することが可能だという。これは、今年始めに大蔵省から密かに出された法令によるもので、一時金はすべて血税から支払われ、そのうちの3万ポンド(約600万円)は無税になるとされている。
納税者のための抗議団体「TaxPayers' Alliance」のマシュー・エリオット代表は「ケン・リビングストン前市長が、市民の納めた税金から1ペニーも受け取る理由はひとつもない。市長として十分な給料はうけ取っており、再選挙の日程もわかっていたのだから、選挙で負けた際の財政計画も考えているはず。今回の選挙結果から、多くのロンドン市民がリビンストン前市長の離職を歓迎しているのは明らか。その人物が市長を辞めるにあたって大金を受け取ることについては、ロンドン市民も黙っていないはず」と反発している。
また、リビングストン前市長は現在、自伝の執筆を計画中とされ、出版をめぐって多額の契約金が懐に転がり込むのは必至といわれている。
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