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先頃行われた精神障害に関する調査により、英国人男性がうつになりやすいことが明らかになった。
この調査は、ロンドンの医大「Royal Free and University College Medical School」のマイケル・キング教授が行ったもので、英国、スペイン、ポルトガル、スロベニア、エストニア、オランダでGP(一般開業医)のデータを採集。調査結果は、学術誌「British
Journal of Psychiatry」に発表された。
それによると、欧州6ヵ国の中で、うつ病やパニック障害などの精神障害になる割合がもっとも高いのは英国人男性であるという結果が出たという。また、30?50代が最もうつ病になりやすく、パニック障害は40?50代に頻繁に起こることも判明。一方、英国女性の精神障害の割合については発表されていない。
ランカスター大学で組織心理学を研究し、「British Association of Counselling and Psychotherapy
」の会長でもあるケアリー・クーパー教授は、英国人男性があまり感情を表に出したがらないのがその原因のひとつだとし、「男性は、自分の悩みを打ち明けたり、感情を表現したりすることが女性よりも苦手。社会的なサポートも少なく、感情を分かち合うことも昔から奨励されていない」と分析しているとされる。また、英国は欧州の中でも労働時間が長く、ストレスの多い職場で働くのを強いられているということも、精神障害の原因に挙げられるという。クーパー教授は、うつ病やパニック障害には適切な治療法があり、不安や悩みを起こす原因が何であるかを見つけることが重要であると話しているという。
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