歴史的建築物と自然景勝地を保護するボランティア団体「ナショナル・トラスト」が、使い捨てされるレジ袋の数を減らすために、国内220ヵ所の直営店でレジ袋を有料化し、1枚につき5ペンスを徴収する試みをスタートした。
現在、英国では湯水のように使っては捨てられるレジ袋が増加し、自然界の動植物に影響を与えていることが大きな問題になっており、スーパーや小売店で無料配布されるレジ袋を廃止しようとする動きが高まっている。
ナショナル・トラストでは、通常1年間におよそ125万枚のレジ袋を配布していたといわれる。イングランド、ウェールズ、北アイルランドに、およそ350万ものメンバーを抱えていることから、今回のレジ袋無料配布廃止の動きは強い影響力を及ぼすとみられる。また、ナショナル・トラスト・スコットランドも先週からレジ袋の有料化に乗り出しているとされる。有料レジ袋から得られた収益は、団体が行う保護運動に使用されるという。
さらに、他企業も同様の動きを取っていることが報告されている。大手チェーン「Marks & Spencer」では、来週から国内の600店で食料品売り場のレジ袋に5ペンスを徴収することを決定。北アイルランドと南ウェールズではすでに試験的に導入されており、レジで配布されるレジ袋の数は70%も減少したという。他に、「Aldi」「Ikea」「B&Q」「Debenhams」などのチェーン店、デパートも、無料レジ袋を廃止したり、有料制の試みを実施したりしていると伝えられている。
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