景気減速の中で金融機関が貸し出しを渋っていることから、年内には、昨年よりも23%も多い、およそ3万3,400もの人々が家の差し押さえを受けて住居を失うかもしれないと、経済シンクタンク「the
Centre for Economics and Business Research」が、警告しているという。
金融不安により景気に下押し圧力がかかるのを恐れた英国の大蔵大臣と中央銀行イングランド銀行は、利下げや、資金調達に苦しむ金融機関へ500億ポンド(約10兆円)もの支援を行ったが、住宅ローンの金利は依然高いままで、ローンが組みにくい状態が続いているという。
これは、米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題で巨額の損失を出しているために、金融機関が融資に対して消極的になっているからといわれている。
高い住宅ローン金利は、初めて不動産を買う人や、十分な頭金が出せない人を不動産市場から締め出し、すでに不動産を持っている人が返済負担を減らすために他のローンに借りかえることをも妨げているという。
不動産価格は7ヵ月連続で下がり、ついに1年前の価格を下回ることに。現在のイングランドとウェールズの平均不動産価格は17万3,100ポンド(約3,462万円)といわれている。
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