看護師の数も基本的な設備も不足しているために、患者がないがしろになっていることが、看護師団体「Royal
College of Nursing」(以下RCN)が看護師2,000人を対象に行った調査で明らかになったと伝えられている。
患者に対し、トイレの手伝いを断らなければならなかったり、カーテンがきちんと閉まらないような場所で、患者が他人には見られたくないような検査をしなければいけなかったり、病棟やトイレ、シャワールームが男女混合であったりと、質の低下が進む看護現場でのさまざまな状況が、今回の報告で明るみに出る結果となったとされている。
RCNは、政府はすべての患者が尊厳をもって看護を受けられるようにするという公約を果たしていないと非難。それどころか、看護師はつねにノルマ達成を迫られ、必要のない事務処理に追われているという。
RCNのピーター・カーター博士は、「患者の尊厳は二の次であってはならない。しかし看護師には、そのための時間も設備もない」と語っている。
看護師が事務処理に追われる時間は、1日の20%を占めており、看護師の81%が質の低い看護をせざるを得ないことに悩んでいるという。
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