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3月末の公式オープンから混乱続きだったヒースロー空港・ターミナル5に、新たな問題が持ちあがった。海外旅行保険を販売する大手損害保険会社数社が、ターミナル5を利用する乗客に対しては、預け入れ荷物紛失による損害を補償しないと発表したと報じられている。
連日の欠航・遅延に苦しんだターミナル5だが、8日からはやっと通常運行が可能になったと伝えられていた。しかし、オープン初日の大混乱で行方不明になった大量の預け入れ荷物のうち、いまだに持ち主の手に戻っていないものも相当数あるという。
この状況を重く見た大手損害保険会社は、補償受付停止を決断。ターミナル5問題が起こる前に海外旅行保険を購入していた旅行者は紛失荷物に対する補償を請求できるが、これから新たに保険に加入する場合は補償対象外となるという。そして各社は、ターミナル5が1日数万個にもなる預け入れ荷物を確実に処理できるようになったと確信できるまでこの措置を続けるとしている。
一方、ターミナル5を独占使用するブリティシュ・エアウェイズは、「現在は1日394便が正常に運行されており、紛失荷物もわずかである」とし、「今回の動きは取り越し苦労にすぎない」と反論。同社が取り扱う海外旅行保険では、利用ターミナルに関係なく、すべての旅行者の預け入れ荷物を補償対象にするという。
いずれにしても、ターミナル5を利用する場合は、旅行保険の契約条件を事前によく読んでおいたほうがよさそうだ。
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