10代の子どもを持つ親が自分の子どもにぜひ読んで欲しいものといえば、古典的な文学作品が挙げられるが、11〜14歳の子どもたちでは読書の対象とされるものが親の希望とは大いに異なり、最も好んで読むのは芸能人のライフスタイル雑誌、続いてコンピューター・ゲームの「裏技攻略本」やインターネット上のブログなどとなっていることが調査の結果明らかになった。
「全国読書年間キャンペーン」とソーシャル・ネットワーキング・サイト「Piczo」が1,340人の子どもたちを対象に行った調査によると、「読書とはみなされない」ものを読んでいるとして大人から叱られたことがあるというのは全体の半数近くに及んだが、大人から「読書とはいえない」と指摘されても、子どもが、読むものを変えるわけではないことが分かったという。
同調査ではさらに、子どもたちはある特定の文学作品に関しては大きな関心を示していることも明らかになり、こういった作品には『ハリー・ポッター』シリーズ(5位)、『アンネの日記』(6位)、少年スパイ、アレックス・ライダーが活躍する小説シリーズの原作者アンソニー・ホロヴィッツの作品(8位)などが挙げられた。
ちなみに、子どもたちが嫌うものの第1位は宿題、次はシェイクスピアの作品と100ページ以上を超える本とされる。
調査元では、子どもが文字を読む機会のほとんどがインターネット上である事実を受け入れるべきであると指摘。
「全国読書年間キャンペーン」ではさらに、現代の子どもたちの読書は従来とは違ったスタイルになっているだけで、伝統的な文学作品を読まないからといって文字に興味を示さなくなったわけではなく、関心のある分野ではどのような媒介を通しても熱心な読書家であることに変わりはないと主張しているという。
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