|
一部の反抗的な生徒によって授業が妨害され、他の子どもたちの学習する機会が奪われるという現状が教育界で大きな問題となっている中、このような生徒から暴力をふるわれてケガをしたことがあるという教師は10人に1人という割合に達していることが明らかになった。
教師団体「the Association of Teachers and Lecturers」によると、生徒から暴力、あるいは暴力に近い行為を受けたことがあるという教師は全体の30%、脅しや中傷といった言葉による暴力を受けたことがあるという教師は全体の75%にのぼったとされ、生徒から受けた暴力でケガをしたという教師も全体の10%を占めたとされる。
さらに、行政側が生徒の非行取り締まり強化を目指しているにもかかわらず、生徒の態度がますます悪くなっていると感じている教師は全体の3分の2に至ることも判明したことで、同団体では、「生徒の教師への暴力はどのようなものであっても許されるべきものではない」と主張。このような一部の生徒の行動で、人々が教職から遠ざかったり、他の生徒の学習が妨害されたりといった問題を生んでいると指摘し、行政側へのさらなる対応を求めると共に、こうした行為に関してもっと親や本人の責任を問うべきであるという提言を行ったという。
ちなみに、政府では2006年に、適切と判断される範囲内であるなら、ある程度の力を行使して問題行動を起こす生徒を指導する法的権限を教師に認めたが、このような権限も教育現場ではほとんど効果を発揮していない事実も報告された。
© 1999 - 2008JAPAN
JOURNALS LTD. All rights reserved
*本ホームページ中の記事を無断で複写複製(コピー、ペースト)することを厳禁します。
|