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英国内のドライ・クリーニング店のうち、ほとんどの店が赤ワインなどのシミを取り除くことができないほか、布地の取り扱い表示を無視した挙句、服が縮んでしまったり、かえって汚くなってしまったりといったトラブルが絶えないことが調査の結果明らかになり、クリーニング店の質の低さが問題視されていることが伝えられた。
消費者団体発行の情報誌「Which?」が行った実験では、専門家ならごく簡単に落とせるはずの赤ワインとダブル・クリーム、ビネガー・ドレッシングのシミを同じようにつけたスカートをそれぞれ、国内のクリーニング店48軒に出してそのクリーニング効果を調査。その結果、このうち満足できる状態で戻ってきたスカートはわずか4枚で、全体の10%にも満たなかったという。
また、これらすべてのシミを取り除けなかった店は31軒(71%)で、9軒はシミを取り除くことはできたものの、生地が縮んだり伸びたりして変形してしまい、1枚は前よりもシミがひどくなって戻ってきたほか、別の1軒ではスカートの胴囲部分が4センチ近くも縮んで着られない状態になり、さらに4軒はスカートがきちんとプレスされていなかったとされる。
「Which?」では、クリーニングの質そのものに加え、顧客サービスの悪さも指摘。シミをとることができなった31軒のうち、客に服を返す際にその旨をきちんと客に伝えたのはわずか10軒だけであったという。
調査元では、ドライ・クリーニングは高い費用にもかかわらず、それに見合った仕上がりが期待できるとは限らないとし、その原因として、英国内ではドライ・クリーニング店を経営する際、クオリティ保持のための法的規制がまったく存在しないため、誰でもクリーニング店をオープンできることにあると指摘したとされる。
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