チャールズ皇太子は26日、動物虐待に反対し、自邸で出される食事にフォアグラ(人工的に肥大させたガチョウや鴨の肝臓。世界三大珍味のひとつ)を使うことを禁止したほか、グロスターシャーのハイグローヴ付近にある店でフォアグラが販売されていることで、同店から王室御用達の認証を取り上げることも検討中であることが伝えられた。
フォアグラは、ガチョウや鴨に必要以上に餌を与えて肝臓を肥大させたものであるため、動物の保護団体からは「缶に詰まった虐待」とも呼ばれており、動物愛護の観点から生産を法的に禁止している国もあるという。
フォアグラの生産は英国でも禁止されているものの、国内のレストランではいまだにフォアグラを高級食材として扱うところが多く、ゴードン・ラムジーやジェイミー・オリバーなどの有名シェフも料理に取り入れている。しかし一方で、ヨークの自治体では昨年、国内で初めて、フォアグラの販売を禁止したとされる。
英国王室が正式に行っている晩餐会のメニュー記録によると、フォアグラは2006年まで晩餐のメニューに登場していたとされるが、チャールズ皇太子はこのほど、クラレンス・ハウスやハイグローヴの邸宅のシェフにフォアグラを購入しないよう命じたという。
ちなみにエリザベス女王が今でもフォアグラを供したり、自分でも口にしたりしているかどうかについて、バッキンガム宮殿ではコメントを控えているとされる。
© 1999 - 2008JAPAN
JOURNALS LTD. All rights reserved
*本ホームページ中の記事を無断で複写複製(コピー、ペースト)することを厳禁します。 |