英国人の楽しみである1杯の紅茶、そしてビールが、もうすぐ軒並み値上がりするおそれのあることが、この程明らかになった。
紅茶については、昨年の大統領選挙以降、混乱の続くケニアから輸出される紅茶が激減しているのが最大の原因とされている。ケニアは、英国に輸入される紅茶の葉に関していうと最大の産出国だが、現在の内乱がまだまだ続く様子であるのに加え、天候不順で雨季が遅れており、紅茶原価は25%の上昇を見せているという。
英国のティーバッグの中では、最も人気のあるブランドのひとつ、「PGティップス」などの商品で知られる「Unilever」社によると、もしこれ以上、原材料である紅茶の急騰が続けば、商品の価格設定にも影響が出かねないと述べている。
一方、原料の値上がりに価格が影響されるのはビールも同じで、昨年、大麦は80%という記録的な値上がりを見せ、これが業界に打撃を与えているという。
すでに先週、ラガーの「Forster's」とビターの「John Smith」は卸値を平均5.7%アップ。ビール1パイント(約568ミリリットル)が4ポンド(約800円)になる日も近いと、英国ビールとパブの関係者からなる団体「The
British Beer and Pub Association」では、警鐘を鳴らしている。
チーズとカカオ豆の急騰で、今年はピザとチョコレートの値上がりも予想されており、消費者には痛いニュースが続きそうだ。
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