学習障害を持つ子どものうち、学校で「いじめ」にあったことがあるというのは全体の80%、また「いじめ」で身体的な外傷を被ったことがあるというのは、少なくとも全体の60%を占めることが調査の結果明らかになり、学校における学習障害児への「いじめ」の現状が改めて指摘されるとともに、こういった子どもたちをめぐる問題への学校側の対応が不十分であると非難されていることが伝えられた。
学習障害児の支援チャリティ団体「Mencap」が、8歳から19歳までの学習障害児500人を対象に調査を実施。同団体では、学習障害児への「いじめ」は、こういった子どもたちが学んだり友人を作ったり、社交の場を持ったり遊んだりする機会を奪い、大人へと成長していく過程で深刻な影響を及ぼすと指摘。
同団体は、行政側からは現状に対する明確な対策がいまだに示されていないと批判しているほか、同団体を支持する意見の中には、子どもひとりひとりの安全と尊厳が尊重されるべきである中、学習障害児への「いじめ」問題を社会全体がなかなか認識できないでいるとの声も聞かれているという。
なお、子ども・学校・家庭省では、学習障害児への「いじめ」問題については、行政でも学校側と提携して対応策を考案中であるとコメントしている。
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