|
英国の就学年齢は他国よりもやや早く、4歳からとなっているが、早くから「勉強させられる」ことや試験詰めの学習過程が子どもに負担となり、最終的な学業成績は、7歳から小学校に通う国の子どもに比べて、特に優秀というわけではないという研究報告が発表された。
ケンブリッジ大学の研究者が、ドイツやイタリア、スペインなどを含む20ヵ国を対象に行った、小学校教育に関する調査「Primary
Review」によると、英国の子どもは4歳で英語や算数を教わる者もおり、学校にストレスを感じていると指摘。
一方で、スウェーデンやフィンランドなどの子どもたちは7歳になるまで小学校に行かないにもかかわらず、11歳までには学業成績で英国の子どもを上回ってしまうという。
さらに同調査では、英国においては小学校数が過去40年間で3,000校も減り、ひとクラスの児童数が増えた事実にも言及するとともに、学校教育の期間が長ければ子どもの成績も上がるという説が正しいかどうかは、今回の調査では証明できなかったとして、子どもの就学年齢の設定に疑問を呈した形となった。
ただ、同調査では、英国の多様な文化教育にも触れ、英国の小学校では他のどの国よりも、多種多様な文化教育を積極的に取り入れている点も取り上げている。
© 1999 - 2008JAPAN
JOURNALS LTD. All rights reserved
*本ホームページ中の記事を無断で複写複製(コピー、ペースト)することを厳禁します。
|