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緑豊かな森林地帯に、不要となったキッチン・シンクが大量に廃棄され、川のように地面を覆っていることで、この土地の所有者に対し、地元住民などから苦情が寄せられていることを英国の大衆紙「デイリー・メール」が報じた。
ランカシャーのダーウェン近郊にあるウォーターサイドの緑地帯(環境保護のための規制が適用されている地帯)で、この土地を所有するモートン・ハマーさんは、音楽スタジオと駐車スペース建設のための地盤作りとして、ダーウェンにあるキッチン・シンク製造会社「Shaws」の工場から廃棄されるシンクをトラック22台分、この土地に持ってくる契約を結んだという。
ところがハマーさんは、この計画に関する許可を事前に自治体に申請しておらず、実際にトラックがシンクを運んできてから1年たった今も、シンクはこの土地をまるで川のように覆いつくしたまま放置されているとされる=写真。かつては人々が散歩を楽しんでいた森の風景はすっかり変わってしまったと、地元住民を嘆かせている。
地元自治体では、ハマーさんが後からながら建設許可を申請したため、違法とは認められず、今でもこれらのシンクの強制撤去はできない状況にあるという。
シンクの大量廃棄問題は最終的にブラックバーン民事裁判所に提訴され、廃棄物の不法投棄に関わったとして、ハマーさんには215ポンド(約4万3,000円)、シンクの製造元には4,545ポンド(約90万9,000円)、さらにこれらのシンクを運んだ運搬業者に315ポンド(約6万3,000円)の罰金が科された。しかしながら、こういった少額の罰金を科すだけでは問題の解決にはならないとの強い批判も聞かれているという。
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